日本に大震災が起こっていなければ、今ごろ大きな話題になっていただろう。英国のウィリアム王子の結婚式が、後1カ月に迫ってきた。結婚式の準備も着々と進んでいる。スイーツ大好きな王子の意向で、披露宴には「花婿ケーキ」が用意されることになった。
「花婿ケーキ」
王子は大のスイーツ好き。王子たっての願いで、公式ウェディングケーキプラス「花婿ケーキ」が作られることになった。「花婿ケーキ」は英国の風習ではなく、米国南部の習慣というから、英王室の結婚式には珍しい。
「花婿ケーキ」は、チョコレートとビスケットから成る。日本でも有名な、英製菓会社マクビティが、秘密のレシピを元に、チョコレート17キロとリッチティーククッキー約1700枚からジャイアントケーキを作り出す。
一方、公式ウェディングケーキは、花嫁ミドルトンさんのアイデアで、フルーツケーキの上にローズやオークの実を使ったデコレーションが施される予定。製作を手掛けるのは、ビートルズのポール・マッカトニーやU2のボノのケーキを担当したことのある、フィオナ・カーンズ氏だ。
招待客は、フルーツケーキか、チョコレート・ビスケットケーキのいずれかを選ぶことになるが、どちらにしてもあま~いことは間違いない。お二人の愛とどっちがスイートだろうか。そこにいれば、ただただ「ご馳走さま」と言ってしまいそうである。
英王室公式ホームページ